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2021年11月22日

油を上手に摂取して、健康にも美容にも役立てよう!~油=太るは誤解です!~

食生活が豊かになるにつれ、肥満や高血圧など、食生活の変化と関係の深い身体の不調が増加していると近年報告されています。いつまでも健康で快適な生活を送るためには、質・量ともバランスのとれた食事をすることが特に大切です。

「タンパク質・脂質・炭水化物」は三大栄養素!そのうちの一項目である脂質をうまくコントロールし、摂らないことで健康を目指すのではなく、摂取し健康を目指しましょう。

 

油脂が肌を守る!?

油脂と聞くと、「ニキビの原因」、「肌がベタつく」、「太って肌荒れしそう」など、マイナスイメージを抱く方もいるようです。確かに、油脂は糖質やたんぱく質よりもエネルギーが高く、過剰にとれば肥満の原因になります。

しかし、肌は外からの異物の侵入や攻撃を防いだり、水分のバランスを保つために、皮脂を分泌しています。私たちが食事からとる油脂は、この皮脂をつくるための材料になります。

単に痩せたいからと、食事から油脂を過剰に減らしてしまうと、肌の状態に影響することがわかります。

さらに、油脂を制限した分のエネルギーを補うために炭水化物やたんぱく質の摂取量を増やすと、内臓に負担がかかります。内臓の状態が悪化すると、肌の血色が悪くなりどんどん美肌から遠ざかってしまいます。

 

つまり、美肌を目指すなら、食事内容をチェックして、適度な油脂をとることが一番!

 

 

適量の油を取る前にチェックポイント!「見えない油」

見えない油とは何でしょう?
パン類・肉類・菓子類などの食品に含まれていて、食べるときに意識しづらい油のことです。この中には中性脂肪やコレステロールを増やすと言われる脂肪酸も多く含まれているので、摂りすぎないように注意が必要です。
実際、私たちはどれくらいの油を日常摂っているのでしょうか。厚生労働省が毎年行っている「国民健康・栄養調査」をみると、一人1日当たりの脂質摂取量は55gほどで、そのうち40g以上が見えない油という結果に!半分以上が見えない油を摂取しているんです。だからこそ、見えない油にはお気をつけて…。

 

「見える油」の植物油でビタミンをたっぷりとりましょう!

 

実はビタミンと油は一緒に摂るだけで、効果が倍増することがあります。老化予防や骨・歯を丈夫にする、ビタミンCの損失を防ぐなど、多くのメリットがあります。下には、油との相性をビタミンごとまとめてみました!ぜひ食事に取り入れてみてください。

 

●ビタミンE:老化を抑えるビタミンEがたっぷり

植物油はビタミンEの重要な供給源。私たち日本人は、ビタミンEの約2割をサラダ油、マヨネーズなど見える油の植物油からとっています。
このビタミンEは、血液の流れをよくしたり、活性酵素の働きを抑え、【過酸化脂質】は、脳や心臓、肝臓、皮膚などの細胞に付着して老化現象をひきおこす物質ですが、ビタミンEは、この物質が体内でつくられるのを抑え、老化防止に一役買っています。

 

 

 

●ビタミンA:油と一緒に摂れば、吸収率はだんぜんUP!

ニンジン、ピーマンなどの緑黄色野菜のなかに豊富に含まれているβ-カロテンは、脂溶性ビタミンといわれ、脂質があると、より吸収されやすくなります。特にビタミンAを豊富に含むニンジンなどは炒め調理などで食べると吸収率が高まるため、野菜炒めで食べるのがオススメ♪

 

 

●ビタミンD:骨や歯の健康に効果あり!油調理で吸収率アップ!

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、健康な骨や歯の形成を助けます。ビタミンAと同じく脂溶性のビタミンのため、油を使って調理することで吸収率は高まります。食品では、魚類、キノコ類、卵類に多く含まれます。

 

●ビタミンC:短時間で加熱できるから、調理中に失われにくい

植物油は、ピーマン、ほうれん草など、ビタミンCを多く含む野菜の調理にはもってこいです。短時間で加熱調理できるので、ビタミンCの損失が少なくてすみます。

 

 

●ビタミンB₁:油で消費を節約できます。

糖質の消化には、大量のビタミンB₁が必要です。不足すると脚気や食欲不振、疲労しやすいなど症状が現れます。植物油には、このビタミンB₁の消費を節約する働きがありますから、油料理にはビタミンB₁の確保にも効率的な調理法です。

 

 

”糖質と油脂は太るもと!”といった油に対する誤解は、その摂取量に誤りがあるために生じます。適量を知り、生活にうまく取り入れられれば、油は健康の大きな味方になってくれるのです。

 

油を上手に摂取して、健康にも美容にも役立てましょう!